
2024年6月28日、1ドルが161円台を突破しました。37年ぶりに歴史的水準を更新したそうです。
今年に入ってからものすごい勢いで加速する円安。
これから異国の地で新たな生活をスタートするいち留学生として、この現状には不安しかありません。
そもそも円安による社会への影響は?
円安によって受ける影響はさまざまで、場合によっては良い恩恵が受けられることもあります。
まず、私たち消費者にとっての影響です。海外からの輸入品の価格が上昇するため、日常的な食料品やガソリン、電化製品の価格が高騰します。これにより、家計の負担が増え、消費者の購買力が低下につながる恐れがあります。
また、旅行や留学を計画している人にとっても、費用が増加するため、行き先や滞在日数など、計画の見直しが必要です。
次に、企業への影響です。輸入原材料のコストが増加することで、製造業やサービス業の企業はコスト削減や価格転嫁を余儀なくされます。つまり、私たち消費者にも間接的にダメージがあるわけです。
一方で、輸出企業にとっては恩恵があります。円安により日本製品の価格競争力が向上し、海外市場での売上が増加する可能性が高まります。特に、自動車や電子機器を輸出する企業がこれに該当するでしょう。
さらに、観光業も円安の恩恵を受けます。最近よく外国人観光客が増えているというニュースを目にしませんか?
外国人観光客にとって日本旅行が割安になり、訪日客が増加することで、観光地や関連産業は活気づき、地域経済が活性化されます。
留学に一体いくらかかるのか不安
急速な円安の進み具合で、これから留学生活に一体どれくらいかかるのか、不安で仕方ありません。
特に授業料に関しては、桁が大きいので1~2年前のネットの情報はもう当てになりません。
私はまだ、比較的留学費用が安く抑えられるマレーシアで生活しますが、アメリカなどにこれから行かれる方々は、かなり経済的ダメージは大きいのではないでしょうか?
ただ、円安が理由でせっかくの留学を諦めたくはないので、現地での節約生活を心がけ、自分で少しでもお金を稼ぐ術を身につける努力はしようと思います。
また、日本円ではなく外貨で稼ぐのも一つ手だと思います。「Upwork」という、日本のココナラやランサーズといったクラウドソーシングサービスを利用してみるものいいなと、最近考えてます。
せっかくの留学だし、色々な地域や場所に行って楽しみたいので、我慢しすぎず自分のしたいことはできるように留学生活を送っていきたいです。
最後に
ドル=161円という円安は、私も含め、留学を控える学生にとって大きな経済的負担となることは間違いありません。しかし、奨学金の活用、留学先の生活費調査、節約生活、そして自分でお金を稼ぐ術を模索するなど、大きな問題に対処するという観点ではむしろ自分のスキルを伸ばせるチャンスなのかもしれないです。というか、そうポジティブに捉えないとやっていけない笑
これから留学を計画している学生は、一緒に円安に負けない留学生活を送りましょう!